新築一戸建ての内覧会でチェックするべきポイントや注意点について解説!

公開日:2023/07/15


新築一戸建ての内覧会でどのようなことをするのか、知らない方も多いのではないでしょうか。内覧会は、設備や建物に問題がないのかを確認する大切な機会であるため、今回の記事では内覧会でチェックするべきポイントや注意点について解説します。内覧会の実施後に後悔のないように情報収集しておきましょう。

新築一戸建ての内覧会とは?

内覧会は、物件の引渡しの前に建物が図面どおりに建てられているか、また設備や実際に使われた素材などを確認できる大切な機会であり、顧客検査や竣工検査と呼ばれることもあります。

工事を行った施工会社の担当者から、建物や設備に関する詳しい説明を受けて、完成した建物が契約どおりに建てられているか確認し、契約どおりに行われていなかった場合は、施工会社に修繕を求めることができます。気づかずに引渡しを完了してしまった場合は対応してもらえない可能性もあるので、注意が必要です。

また、内覧会で室内を確認することで、住む前に家具や家電の置き場所をイメージできるため、家具や家電を購入する場合の判断をしやすくなるでしょう。なお、注文住宅の場合、建築業者や設計者が同業他社や一般ユーザー向けに行う「内覧会」というものがありますが、新規顧客の獲得などを目的としたもので、この記事でとりあげている内覧会は別の意味ですので混同しないようにしましょう。

新築一戸建ての内覧会でチェックするべきポイント

新築一戸建ての内覧会で、どこをチェックしたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、内覧会でチェックするべきポイントを5点紹介します。

1つ目は傷や凹凸、内装の施工に不具合がないかを確認するのがポイントです。床材や壁紙などに傷がなく、オーダーしたものであるかをチェックしましょう。とくに、トイレや洗面所など湿気が多い場所は、クロスの継ぎ目がはがれやすい傾向にあるので注意してみてみましょう。

2つ目は、図面どおりに建物が建てられているかを確認します。コンセントの位置や高さがあっているか、照明器具の位置や数など図面と照らし合わせてみてみましょう。

3つ目のポイントは、建物の設備機器がきちんと動作するかです。戸棚や引き出し、インターフォン、換気扇、鍵の動作などが主な確認ポイントであるほか、扉の開く方向や開閉時のきしむ音などは生活するときにストレスになりやすい箇所であるためしっかり確認しましょう。

そして4つ目のポイントは、水回り全般の確認です。設備が水漏れしていないか、蛇口やシャワーなどの動作は正常に動くかの確認はもちろん、水を出すときに、水圧が高すぎて音が気になる場合は調整してもらいましょう。

最後に5つ目のポイントは、外回りのチェックです。建物の基礎部分に問題はないか、隣家との境界線は明確になっているか、建物の一部が越境していないかを確認しておくと、後々のご近所トラブルを防ぐことができるでしょう。

新築一戸建ての内覧会当日の流れ

内覧会当日の流れを事前に知っておくことで、落ち着いて内覧会を迎えることができるため、見落としなどを防ぐことができるでしょう。一般的な内覧会当日の流れは、最初に待ち合わせの時間を事前に決定するところからスタートし、当日現地で内覧会を開始します。

施工会社から内覧会の進め方を聞いたあと、設備などの取り扱い説明を受けます。説明書を見ながらわからないことを聞いておくと、入居後スムーズに設備を使うことができるでしょう。また、注文したもの(床材やクロスなど設備関係)が注文どおり施工されているか確認し、相違があればすぐに申し出ましょう。

さらに、図面どおり工事がされているかをチェック(完成検査)し、修繕・補修が必要な箇所があれば補修の日程および補修後の再確認の日程を調整します。そして、内覧の結果、問題がない場合は書類にサインをして完了の流れになります。

新築一戸建ての内覧会当日の注意点

内覧会は建物のチェックをする大切な機会なので、時間に余裕がある日程で設定し、事前にしっかり準備をしておきましょう。持ち物はメジャー、スリッパ、カメラ、メモ帳、チェックリストを持っていくといいでしょう。

メジャーは、内覧会で家具やカーテンなど採寸したいときや、契約どおりの寸法になっているか確認のために必要です。チェックリストは事前に準備しておいて、現場で何を確認するべきか明確にしておきましょう。また小さな子どもがいる場合は、気をとられないように注意し、走り回ったりして傷つけないように注意しなければなりません。

できるだけ家族や友人など、大人ふたり以上で内覧会にいくことが理想でしょう。また、施工具合のチェックなど確認するのが不安なときは、建築士などの専門家の力を借りることも選択肢にいれておくといいでしょう。費用は数万円程度なので、後からトラブルで頭を悩ませてしまわないように依頼するのも一つの方法です。

まとめ

注文住宅の最終確認である内覧会は、不具合を見逃してしまうと後々大きなトラブルに発展することもあるため事前に流れを把握して、当日もれなくチェックすることが大切です。今回の記事を参考に何をチェックしたいのかを理解して内覧会に参加し、建物や設備で気になる点があればその場で施工担当社とコミュニケーションをとって、修繕の必要な箇所は引渡し前に施工してもらい、後悔のない家つくりをしましょう。

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